田縣神社 豊年祭 2025 日程や歴史、アクセスと駐車場を紹介

イベント

愛知県小牧市で行われる、天下の珍祭!!田縣神社の「豊年祭(ほうねんまつり)」。今年も3月15日(土)に行われます。とってもおもしろいお祭りなのでご紹介致します。

ちょっとビックリしてしまいますが、正真正銘の神事です。

さて、どのようなお祭りなのか、歴史を踏まえてご紹介いたします!!

田縣神社の豊年祭(ほうねんまつり)とは

愛知県小牧市の田縣神社(たがたじんじゃ)で毎年3月15日に行われる祭りです。

豊年祭(田縣神社)

引用:https://www.aichi-now.jp

天下の珍祭といわれ、とてもユニークなお祭りとして外国人観光客も多く、このお祭りをみに来る人達が沢山いるそうです。

内容は、木曽ヒノキで作られた大男茎形(おおおわせがた)「男性のシンボル」を神輿に乗せて、地元出身の42歳の厄男達が練り歩くというものです。

なんと、大きさが直径60センチの長さ2メートルの大きさ。

えっ!どんなお祭り!?とちょっとビックリしてしまう内容ですが、五穀豊穣や、万物育成、子孫繁栄を祈願したお祭りで、厄男達が、お旅所から田縣神社まで神輿を担ぎ一生に一度のお役目を担います。

豊年祭の神輿行列は平成28年に「小牧市指定無形民俗文化材」に指定されています。

外国人観光客も多く訪れ、国境を越えて祭を楽しむ者達が、恥ずかしながらも微笑んでしまうというお祭りなのです。

「尾張に春を呼ぶお祭り」として、3月に賑やかに執り行われます。

日程

田縣神社の豊年祭(ほうねんまつり)
日程 2025年3月15日(土) 10:00~16:00
住所 小牧市田県町152
MAP
主催 田縣神社
問合せ先 0568-76-2906

2月20日には、当日の神輿行列に加わりお供する女性奉仕者「五人衆」を決定する儀式の籤取式(くじとりしき)、そして3月3日には、お供えする大男茎形の彫りはじめとなる最初の一斧を入れる神事の斧入祭(おのいれさい)が執り行われ、当日の豊年祭を迎えます。

豊年祭当日

田縣神社にほど近い神明社と熊野社が毎年交互にお旅所と定められ、その御旅所から田縣神社まで神輿を担ぎます。

※お旅所(おたびしょ)とは・・・祭礼の際に、神輿を仮に安置する場所

神輿行列に含まれる神輿が3種類ありますのでご紹介致します。

御輦(ぎょれん) 田縣神社のご神宝「女神坐像」を納め、還暦を迎えた男茎会の会員により運ばれる

御前神輿(ごぜんみこし) ご祭神玉姫命の背君「建稲種尊」の像が納められ、地元の厄男達が担ぐ

陽物神輿(ようぶつみこし) 神様のお供え物である「大男茎形」が添えられ、厄男達が担ぐ

行列には、赤い天狗のお面を被った「猿田彦(道案内の神)」や行列に花を添える「五人衆」と伝統的な装束を身にまとった人達も加わり、町を練り歩きます。

そして、神社拝殿で神職により「例大祭」が厳粛に執り行われ、神輿行列が到着すると、神輿は社殿内に納められます。

例大祭が終了すると、無事に祭を終えられたことを祝して奉納餅が巻かれます。

歴史

このお祭りは、田縣神社の祭神である玉姫命(たまひめのみこと)に夫神の建稲種命(たけいなだねのみこと)をお迎えする形式で行われ、地元の人達の中では建稲種命が玉姫命を娶り(めとり)にやってくるという祭として伝承されているそうです。

田縣神社と同じく、祭神に玉姫命を祀る犬山市の姫の宮の大縣神社摂社では、女陰形の供え物を納めた神輿や大幟を渡御する祭礼があります。田縣神社のお祭りを「陽の祭り」、大縣神社摂社のお祭りを「陰の祭り」と言われるそうです。同じ豊年祭と言えど、別々のお祭りなので気を付けてくださいね。

紀元は定かにされていませんが、江戸時代には始まっていたとされています。

もともとは、小正月に田遊びの一種で素朴に始まったといわれていて、大男茎形の大きさも1尺8寸の小さいもので数名で担ぎ、戦前には規模が20名ほどになり、大男茎形の大きさは2尺3寸。戦後になると、観光化に伴い祭りが多くの人に知られるようになり、現在の2メートルの大きさのものが担がれるようになったそうです。

なぜ、男性のシンボルなのか?と気になるところですね!!

豊年祭で男性のシンボルを用いられる理由としては、イナゴ除けのまじないであったことに由来しているとのこと。そして「産むは生む」に通じることから、恋愛や子宝、安産、縁結び、夫婦円満、商売繁昌、厄除開運などの御利益があるとされているからです。

普段見られない歴史に触れられることや、ユニークな祭りであることで、外国人の観光客も興味を示し、沢山の人達が訪れるようになりました。

「はずかしがりながらも、微笑んでしまう祭」ということで、地元の人達と観光客との交流の機会ともなっていて、とても素敵な祭りだと感じました。

田縣神社について

祭神は御歳神(みとしのかみ)と玉姫命(たまひめのみこと)で、五穀豊穣と子孫繁栄の神です。

古典『古語拾遺−御歳神の条−』の故事に基づいて男茎形を奉納し祈願する俗習があり、男性のシンボルの形をしたものが祀ってあったり、お土産品でもその形を模した飴やチョコレート、オブジェなどがあります。

外国人観光客にも非常に注目されていて、近年は外国人観光客が増えているそうです。

駐車場・アクセス

当日は参拝者用の駐車場は閉鎖されるため、公共交通機関の利用をおすすめします。

車でお越しの際は、小牧駅や犬山駅周辺のパーキングを利用しましょう。

名鉄小牧線を利用するのが便利です。名鉄「田県神社前」の駅で下車し、徒歩5分です。

小牧駅周辺 パーキング

小牧駅地下駐車場
住所 小牧市中央一丁目261番地
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収容台数・営業時間・料金 収容台数:約190台

入出庫時間:午前5時30分から翌日午前0時30分まで

料金:入庫から60分無料、以後30分ごとに100円、駐車時間24時間ごとに1,000円を限度

名鉄協商パーキング小牧PB
住所 愛知県小牧市中央1-260
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収容台数・営業時間・料金 収容台数:201台

営業時間:24時間

料金:最大料金 24時間まで1,000円・通常料金 00:00~24:00 60分200円

犬山駅周辺 パーキング

名鉄協商パーキング犬山駅前
住所 愛知県犬山市大字犬山字富士見町12-3
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収容台数・営業時間・料金 収容台数:32台

営業時間:24時間

料金:最大料金 24時間まで1,000円・通常料金 00:00~24:00 40分200円

名鉄協商パーキング犬山東
住所 愛知県犬山市天神町1-2
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収容台数・営業時間・料金 収容台数:202台

営業時間:24時間

料金:最大料金 24時間まで1,200円・通常料金 00:00~24:00 60分200円

まとめ

ユニークな祭りをお届けしました。いかがでしたか?

子孫繁栄のパワースポットである田縣神社のお祭り、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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