埼玉県の川越市で行われる、豪華で風情のある素晴らしいお祭りの「川越まつり」についてご紹介します。
2024年の日程と見どころ、駐車場情報、屋台村の紹介まで、お役にたつ情報をおとどけします!
川越まつりとは
観光地としても有名な埼玉県川越市で毎年10月の第三日曜とその前日に行われるお祭りです。
川越総鎮守氷川神社が毎年10月14日に執行する「例大祭」を根源とし、その後「神幸祭」と「山車行事」が行われます。
370年続く歴史ある祭りであり、2005年に川越氷川祭の山車行事として国指定重要無形民俗文化財に指定、2016年にやま、鉾、屋台行事としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。
今年、2024年の日程は10月19日(土)と10月20日(日)の2日間で執り行われます。
来場者数
2016年(平成28年) | 98万5000人 |
2017年(平成29年) | 73万人 |
2018年(平成30年)2019年(令和元年) | 96万6000人 |
2020年(令和2年) | 中止 |
2021年(令和3年) | 中止 |
2022年(令和4年) | 57万4000人 |
2023年(令和5年) | 56万1000人 |
2024年(令和6年) | ※100万人超える可能性 |
コロナ禍前は90万人以上の来場者数を誇る、大きなお祭りです。
コロナの影響で、2020年、2021年は残念ながら中止となりましたが、2022年に3年ぶりに復活しました。
縮小しての内容になりましたが、それでも多くの観客を呼び込む祭りであることには変わりありません!
観光地である川越市は、最近では国内、海外からの観光客が増えてきている傾向にあり、今年の川越まつりは2日間でコロナ禍前の来場者数を上回り100万人を超える可能性があると言われています!
祭りの内容を知ると、流石!と思わせる、迫力あり、風情ありの素晴らしい祭りなので、一度行ってみたいと思うはずです!!
これから、「川越まつり」の詳細と魅力をわかりやすくお伝えしていこうと思います!
2024年(令和6年)日程
川越まつり | |
日程 | 2024年10月19日(土)、10月20日(日) |
場所 | 埼玉県川越市 市街地中心部 |
MAP | |
主催 | 川越まつり協賛会 |
問い合わせ | 川越まつり協賛会事務局(川越市役所観光課内)049-224-5940 |
◆10月19日の行事◆
朝から囃子連による朝囃子の演奏があり祭りが始まります!
その後、鳶による「木遣り」の唄いをかわきりに山車の巡行が出発!
午前中は町内の引き回しがあり、これまで祭りに貢献した方々の家の前で止まり、山車の正面を向かせ、囃子連が囃子の演奏を捧げます。
家族の方が、貢献された方の遺影をもち山車と向き合う場面も。
式たりのある立派な祭りであることがわかりますね。
午後になると、人も集まってきて、祭りのボルテージが徐々にあがっていきます!
見どころ① 神幸祭(じんこうさい)
《時間》13:00 川越氷川神社出御〜14:30頃 川越氷川神社還御
慶安元年(1648)当時の川越藩主、松平信綱(まつだいらのぶつな)が氷川神社に神輿、獅子頭、太鼓などを寄進し、江戸で始まった天下祭をもとに祭礼を始めたのが始まりとされています。
町の幸福と繁栄を祈願して、氷川の神様が神輿に乗せられて町を巡行します。
氏子総代の方達のあとに、天狗の格好をした猿田彦(さるたひこ)と2頭の獅子(青獅子、赤獅子)が行列し
神輿のあとを、赤い大きな傘で日除けをされ、氷川神社の宮司が乗った神馬(白馬)が2人に曳かれれて神輿の見守りをしながら巡行します。
行列をする様子は絵巻を再現されたものとなっていて、圧巻の風景です!
山車はそのあとに従いながらお供します。
見どころ② 宵山(よいやま)
《時間》18:00〜19:00頃
※曳っかわせの時間まで、各山車が決められた場所でお囃子を演奏します。
止まっている山車とお囃子の演奏を、じっくりとご覧いただけます!
《時間》19:00頃〜
山車巡行•曳っかわせ(随時)
山車巡行がはじまります!あたりが暗くなり山車が豪華に浮かび上がります!
夜になると、煌びやかな山車と、お囃子の音色と舞、提灯を持った人たちが祭りを盛り上げます!
見どころの曳っかわせは是非みてほしい!面白いですよ!
観客の歓声が湧きあがります!
曳っかわせとは?
交差点などで、山車同士が出会うと、挨拶として正面を向き合わせて囃子の礼儀打ちが始まります!
周りの曳き手は提灯を持って山車の前に集まり、提灯を高く掲げて掛け声をかけて、大いに盛り上げます!
舞の披露も見ものです!動きも面白い!微笑んで見てしまいます。観客の歓声も湧き上がり、最高潮に盛り上がります。
1日、お面を被り衣装をきてずーっと動いているので大変そうだなぁと思ったのと、でも演者なので、もしかして楽しんでるのかも…とかいろんな事を考えました。
この、掛け合いは勝ち負け関係なく、町の元気を見せつけあうものだそうです!
面白くて良いお祭りですね♡
交差点では、複数の山車が集中して、三台、四台と集まることもあります。
それもまた盛り上がりを見せるところではありますが、人がかなり集中するので気をつけてご覧ください。
巡行の妨げにならないようにマナーを守りましょうね!
鳶のはしご乗り
《時間》18:20〜18:40
《場所》連雀町交差点周辺
「川越鳶組合」による鳶のはしご乗りが行われます!鳶組合の若手が親方衆の見守る中、演技を披露します!
毎回、「うぉっ!かっこいい!」と言って見ていますが、危なーい!ってビクビクしながらみてしまう。
特訓を重ねているのでしょうね!素晴らしい演技です。
◆10月20日の行事◆
市役所前山車巡行
《時間》13:30〜16:00
※今年は山車揃いはないようです!
2日目も、曳っかわせ♡
《時間》随時
曳っかわせは、やはり夜が見どころです!
2日間行われますが、その時その時で出会う山車も違いますので、色んな掛け合いをご覧になり、楽しんでいただくといいと思います!
山車について
川越まつりの山車は、「江戸系川越型」といい、二層の鉾と人形からなる江戸型が発展したものです。
1番高いところには、歴史上活躍した人物の人形が乗っています。
エレベーター式になっており、人形の出し入れが可能で、これは城の門をくぐる為の名残らしいです。
囃子台が360度回転する舞台となっており、これもまた、祭りを盛り上げる演出の一つといえるでしょう。
全部で、29台の山車があるのですが、毎年参加するなは半分くらいの山車です。
今年、神幸祭では現在氏子である、大手町、喜多町、幸町(2台)、志多町、広末町、仲町、松江町一丁目、松江町二丁目、宮下町、元町一丁目、本町二丁目、連雀町、六軒町の14台が参加する予定!!
お囃子
川越まつりの囃子は江戸から伝わったもの。
舞1人、笛1人、小太鼓2人、大太鼓1人、鉦1人の編成となっており、多くの場面で笛がリードをつとめています。
王蔵流(おうぞうりゅう)、芝金杉流(しばかなすぎりゅう)、堤崎流(つつみさきりゅう)の三つの流派があるそうです。
それぞれがお囃子の演奏も違い、ストーリーもあるので違いを楽しんで見るのも1つですね!
屋台村
2023年には900店舗の出店がありました。
屋台村といい、4箇所にブースが設けられているそうです。
- 丸広百貨店東側駐車場
- タイムズ川越幸町第二駐車場
- エムエス観光バス駐車場
- 蓮馨寺駐車場
祭りの観客の中に、狐のお面をつけている人を見かけるでしょう!
川越狐面文化の発祥の店「水上製本所」が販売していて、人気らしいです!
《営業時間》
- 19日 10:00〜21:30
- 20日 10:00〜21:00
屋台は祭りの醍醐味!申し分ない出店数と種類で、楽しめる事間違いなしです♡
臨時駐車場
- 市民グラウンド 190台
- 小仙波 150台
- 川越第一中 160台
- 仙波小 70台
- 富士見中 100台
- 月越小 120台
- 旧川越保健所跡地 100台
臨時駐車場はございますが、交通規制もありますので、交通渋滞、混雑を招く可能性があります。できれば、公共交通機関の利用をおすすめします!
※周辺地域 車両通行止め 10:00〜22:00
得するナビ!!
「川越まつりナビ」で確認!
- 練り歩く山車の場所
- 臨時駐車場情報
- 屋台村の場所
- トイレの場所
- 休憩所
⭐︎便利なアプリ⭐︎ 是非、活用しましょう!
アクセス
大宮から(川越駅下車) | JR川越線で約20分 |
池袋から(川越駅下車) | 東武東上線急行で約30分 |
新宿から |
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横浜から(川越駅下車) | 東京メトロ副都心線で約78分 |
まとめ
「川越まつり」いかがでしたか?
とても素晴らしいお祭りですね!
厳粛な行事ももちろんありますが、賑やかに楽しめる行事も盛りだくさんです!
ちなみに、川越市は江戸時代に栄えた城下町、蔵造りの建物が並ぶ「小江戸」という街並みで、観光地としても有名です!
散策するのも、オススメ!
ランドマークの「時の鐘」、川越まつりの歴史や魅力を伝える「川越まつり会館」など、是非行かれてみては♡
川越市の魅力をたっぷりと感じる祭りでした!
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