神奈川県小田原市で盛大に行われる松原神社例大祭について、日程や祭りの内容、見どころ、交通規制の情報を紹介しています。
松原神社例大祭とは
毎年、5月3日〜5月5日のゴールデンウィーク中に執り行われる、小田原市松原神社の例大祭です。
2024年も同じく5月3日(金)〜5月5日(日)で実施されます!
松原神社は小田原の総鎮守として崇敬されています。祭神は日本武尊、素戔嗚尊、宇迦之魂命(うかのみたまのみこと)。
商売繁盛、厄除け、交通安全のご利益があります!
祭りの主な神事は3つ。
●浜降り(はまくだり)
●宮入り
小田原流担ぎという、珍しい神輿の担ぎ方が見どころの一つとも言え、興味深い内容です!
日程
小田原 松原神社例大祭 | |
日程 | 2024年5月3日(金)〜 5月5日(日) |
場所 | 松原神社 |
住所 | 神奈川県小田原市本町2丁目10-16 |
MAP | |
主催 | 松原神社 |
問い合わせ | 0465-22-2672 |
※2024の日程は詳細が確定しておらず、分かり次第更新させていただきます。これからの内容は2023年のスケジュールを参考にお伝えします。
3日16:00 〜 御魂入れ(みたまいれ)
例祭(社殿神事)が、10:00〜11:00に執り行われたあと、
16:00〜氏子町会の神輿に神様を遷す儀式が執り行われます。
4日 9:00 〜 宮出し
本社神輿が神幸祭により御魂入れが執り行われたあと
9:00〜「宮出し」という町内渡御が執り行われます。
※渡御とは…神様が神輿に乗り、氏子町内を、巡られることをいいます。
14:30頃 小田原駅東口にて本社神輿の渡御は見どころです!!
4、5日 浜降り(はまくだり)
神輿が浜に降り、波打ち際をゆっくりと歩き、神輿が並んだ後、順番に神輿と共に海に向かって突っ駆けます!
※神輿を担いだまま走ることを、小田原では「跳ぶ」とか「突っ駆ける」というそうです。
5日 宮入り 見どころ!!
クライマックスの神事となります。
夕方17時頃、各町内の神輿や本社神輿が松原神社周辺に集結します!!
その年の年番町神輿(神社神輿を担ぎ1〜8番を担います。)から始まり、最後に本社神輿が宮入りします。
見どころ!
●「浜降り」海に突っ駆ける神輿を担ぐ氏子達
●「宮入り」神輿が集結!迫力ある小田原流担ぎの演出
小田原駅前(宮出し)
4日の正午頃から小田原駅前でスタンバイすると、お神輿が沢山見られます。
14:30頃本社神輿が到着します!
ここで小田原流担ぎについて紹介しておきます!
まず、小田原地方というところは、戦国時代〜江戸時代にかけて漁業が飛躍的に発展した地域です。大漁や五穀豊穣を願い行われる祭りなのです。
そこで、漁場での作業を陸地で再現し、神輿複数基を合体させ漁師の船に見立て勢いよく突っ賭けたり、左右に揺らしたり、勢いよく突っ駆けたと思ったらピタッと静止するなどします。これは、漁船が漁場まで短時間で移動する様を表現しているそうです。
この、小田原流担ぎが独特の担ぎ方で特徴的です!!
「オイサー」とか「オリャサー」という掛け声をかけながら、勢いよく突っ駆けます。
あと一つ!
知っておきたいのが、木遣り(きやり)という浜唄です。
よく耳にすると思います。
これは、漁師が船を砂地に陸上げする時、漁網を一気に揚げる時に唄っていたそう。
祭りを盛り上げる要素の一つで、祭りでは、神様が通る「道」を作って清めるために唄います。
小田原駅前でも聞けるはず!
なんとなく祭りの内容がわかってきましたか?
神輿と共に海に突っ駆ける氏子達(浜降り)
各町会の神輿が浜に降り、波打ち際を歩き、その後順番に海に向かって突っ駆けます!
浜降りでも、神輿を担ぎ数十メートルを勢いよく突っ駆けて、海に入り浅瀬でピタッと静止します!
神輿が集結!迫力ある神輿の宮入り
青物町通りに集結した30基近くの神輿が順番に宮入りします!
木遣り(きやり)を唄い、「オイサー」「オリャサー」と掛け声をかけて、勢いよく数十メートルを突っ駆けます!
数十メートル先には高張りという提灯を持った若い衆が立っていて、勢いよく突っ駆けると、そこでピタリと止まります。
静と動の動きのある担ぎ方が小田原担ぎの最大の魅力です。
•子供神輿 | 16:00〜 |
•町会神輿 | 17:50〜 |
•本社神輿 | 20:30〜 |
混雑状況
小田原駅周辺、国道1号線など大変混み合います!
4日の宮出しの神事が執り行われる時間帯の9:00〜18:30、町内はいろんなところで神輿が動いていますので、周辺を車で走ることが、困難だと考えられます。
沢山の人が車を利用し、祭りを見にくるとそれだけ混雑、渋滞を招きます。
スムーズに祭りを進行するために、なるべく公共交通機関を利用し祭りを観覧することをオススメします!
駐車場
松原神社には駐車場は設けていません!
祭りの進行の妨げにならないよう、近隣駐車場を紹介するということより、公共交通機関の利用を推奨します。
ちなみに、松原神社まで、JR東海道線小田原駅より徒歩で10分程度です!
どうしてもお近くまで車を利用される場合は、神輿の巡行の邪魔にならないように、ルートを避けて駐車場を探すことをお願いします!
※近隣の神社でも同時期に例大祭が行われており、町中お祭り騒ぎです!より一層混雑する可能性があります。
交通規制
- 5日 17:00〜 青物町付近 車両通行止め
- 5日 19:30〜19:45 居神神社(宮入り)国道通行止め
屋台
期間中、青物町通りでは屋台が立ち並びます!
屋台は祭りのイベントの中でも、楽しみの一つです。
皆さん何がお好きですか?
私は、「焼き鳥」「焼きそば」「鯛焼き」が好きかな〜⭐︎
活気溢れる担ぎ手達を横目に、美味しい物を食べながら祭り見物が楽しめます!!
まとめ
いろんな祭りがあるなと、筆者自ら紹介しながら勉強させてもらっています!
地域に根付いた伝統的な祭は、主催者の方、氏子さん達や、参加される方々が大切に長い間継承してくださっていて、準備をし、盛り上げてくれます。私は尊敬の気持ちをもって魅力や大切な情報をわかりやすく紹介しようという気持ちでいっぱいです。
そして、祭りは地域の繋がりを強めたり、子どもが大人へと成長するうえでも豊かな人間形成ができるという魅力があります!
祭りの雰囲気、屋台の食べ物の香り、ゾクゾクと魂に触れる瞬間があります!
地元のお祭りを観に行くと、幼い頃の思い出を浮かべることもあるでしょう。
知らない祭りを観ることも、楽しいですよ!
情報がお役に立てば幸いです⭐︎
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