神田祭2024年の日程と見どころ、本祭との違いや駐車場•アクセス情報を紹介

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東京都千代田区の神田明神で行われる有名な祭り、神田祭(陰祭)の2024年の日程と内容、アクセス情報を紹介しています。

神田祭とは

神田祭とは、江戸三大祭(神田祭、山王祭、深川神幸祭)に数えられる、とても有名な賑わうお祭りです。

2年毎(奇数の年)に大規模な本祭が行われるまつりで、本祭が行われない年に開催される祭りを陰祭(かげまつり)と言われています。

本祭では、厳粛に執り行われる神事から始まり、大黒様、えびす様、まさかど様の御神霊(おみたま)を遷した鳳輦•神輿や、諫鼓山車(かんこだし)、獅子頭山車(ししがしらだし)をはじめとする大行列が氏子の各町会を巡りお祓いをして清める儀式。そして、各町会ごとの神輿、約200の神輿が神田町を練り歩き神田明神を目指す神輿宮入などの盛り上がりをみせ、毎回約30万人以上の観客で神田の町が賑わいます!

今年は、陰祭にあたります!!

全く神田祭について知らない方にも祭りの魅力が伝わるように、内容をお伝えしていきます。

まずは、今年行われる陰祭を中心に行われる祭事の内容と本祭との違いについてお伝えしていきます。

神田祭(陰祭)日程

神田祭(陰祭)
日程 5月中旬

5月15日(水)例大祭が執り行われました。

場所 神田神社(神田明神)
住所 東京都千代田区神田2丁目16-2
MAP
主催 神田明神
問い合わせ 03-3254-0753

神田祭 陰祭とは

神田祭は2年毎に行われる本祭が大きな賑わいをみせますが、本祭が行われない年にも、最も重要となる例大祭が行われます。

本祭の内容がわからないと、分かりづらい点がありますので、まず本祭に少し触れていきますね!

本祭 神事スケジュール(2023年を参考)

開催日 神事 内容
5/11(木) 鳳輦神輿遷座祭(ほうれんみこしせんざさい) 午後7時〜夜にかけて行われる。

大黒様、えびす様、まさかど様の三柱の御神霊を、鳳輦•神輿に遷す神事

5/12(金) 氏子会神輿神霊入れ 夕刻

氏子108町会が有する200基の神輿に明神様の御神霊が遷される神事

※宵祭りとして担がれる神輿や曳き山もある

5/13(土) 神幸祭

(神田、日本橋、大手•丸の内、秋葉原巡行)

早朝5時〜終日

朝7時40分頃出発を告げる神事が執り行われ、3基の鳳輦•神輿、諫鼓山車、獅子頭山車をはじめとする大行列が出発する。

途中、氏子総代による「献饌(けんせん)」や、大手町にある神田明神旧蹟地、将門塚で「奉幣の儀(ほうへいのぎ)」、日本橋両国旧御仮屋において「昼御饌(ひるみけ)」という神事があり、行列が巡行します。

5/13(土) 附け祭

(日本橋三越本店前付近〜中央通り、秋葉原を巡行)

午後2時45分頃

大行列に、更に「附け祭」が加わり1番の盛り上がりを見せます!

※附け祭とは、曳き物と呼ばれた人形、様々な衣装を着て音楽を奏で参加した踊り子などをいいます。

見物客をおおいに楽しませてくれます!!

19時頃、神田明神へ帰ります。

5/14(日) 神輿宮入 終日

氏子108町会の200基の神輿が、神田町を練り歩き神田明神を目指します。

5/16(火) 表千家家元奉仕献茶式

神田神社社殿内にて

11:00〜

表千家による献茶の儀式。

滑らかな袱紗捌き(ふくささばき)の後、濃茶と薄茶が立てられて神前に奉納される。

※参列者は社中の方達ばかりです。遠くからの見物になります。

5/16(火) 明神能•幽玄の花(金剛流薪能)

神田神社社殿前特設舞台にて

18時〜

神事能(江戸時代初期、主体)

2023年で21回目を迎える。

観覧 有料

 

 

5/17(水) 例大祭

神田神社社殿内にて

14:00.〜

最も重要な神事

神大祭に関わった沢山の人々が参列。

「献饌(けんせん)」「宮司祝詞奏上」「献幣(けんぺい)」「玉串拝礼」「巫女舞」の神事が粛々と執り行われる。

神田祭(陰祭)の見どころ

わかりやすくいうと、本祭で執り行われる神幸祭神輿宮入の2つの行事が陰祭では行われません。

華やかに賑わう行事は2年一度の本祭に最大に行われます!

だからといって、陰祭はつまらないのかというと、そうではありません!

重要な神事である例大祭は毎年行われています。

そして、神事能の明神能•幽玄の花を観覧しようとする方は多いようで、有料チケットが2月からの販売開始しており、3月の時点では高価な席は完売しています。

当日券は立ち見の場所の販売になるそうです。

座席を指定したい方は早めに問い合わせし、購入した方が良さそうです!

引用:https://lp.p.pia.jp

 

あと、献茶式は参列者は社中の方達がほとんどになります。なかなか見る機会がない行事ですので見たいという方もいるはずです。

お茶の作法をご覧になるには、遠くからの見物となりそうです。

 

お祭りの雰囲気を味わいたい方は、氏子町•神田和泉町会神輿町内渡御をご覧になることをおすすめします。

お分かり頂けたでしょうか?

陰祭→神田明神で行われる儀式がメイン

本祭→都内でお神輿や大行列が巡行する、大規模なお祭り

となります。

神田祭が本祭、陰祭がある理由

神田祭は、元和年中までは船渡御であったと言われている。また、延宝年中まで毎年斎行されていたが、山王祭(赤坂・日枝神社)と隔年で斎行することになり、以後、今日まで2年に一度斎行されることが恒例となった。

引用:https://www.kandamyoujin.or.jp

神田祭の歴史

伝統的な祭りである神田祭は、昔、江戸時代では「天下祭」と言われていたようです。

その理由としては、

  1. 江戸城内に祭礼行列が入ることができたこと
  2. 江戸城内で徳川将軍が神田祭を見物することがあったこと
  3. 江戸幕府が神田祭の祭礼費用を負担したこと

江戸時代に、江戸をあげて大盛り上がりを見せた伝統的な祭りであることがわかりますね!

絶対に、祭りは途絶えさせてはいけないので

陰祭として、重要な神事は執り行い、長い間続いています!

駐車場

本祭ほどの混雑はないと思いますが、神社にある無料の駐車場は10台くらいしか止められないので、近くの有料駐車場を利用しないといけません。

いくつかご紹介しておきます!

秋葉原UDXパーキング(神田神社まで徒歩約) 800台
住所 千代田区外神田4-14-1
MAP
料金 月〜金 24時間 最大2,300円

土、日、祝 24時間 最大3,300円

時間料金 300円/30分

秋葉原ダイビル駐車場(神田神社まで徒歩約9分) 112台
住所 千代田区外神田1-18-13
マップ
料金 月〜金 24時間 最大2,000円

土、日、祝 24時間 最大3,000円

時間料金 7:00〜23:00 300円/30分

KF-Park 秋葉原I’MKビル(神田神社まで徒歩約8分) 30台
住所 千代田区外神田4-1
MAP
料金 月〜金 24時間 最大1,500円(普通車)1,800円(ハイルーフ車)

土、日、祝 24時間 最大2,500円(普通車)2,800円(ハイルーフ車)

時間料金 300円/30分

タイムズTX秋葉原(神田神社まで徒歩約12分) 35台
住所 千代田区神田佐久間町1-6
MAP
料金 最大料金 24時間 1,980円

時間料金

6:30-23:00 660円/60分

アクセス

JR

中央線・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
京浜東北線・山手線 秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分

メトロ

東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線 末広町駅 より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 より徒歩7分

都バス

茶51駒込駅南口↔︎御茶ノ水線 神田明神徒歩1分
首都高速
首都高速都心環状線 神田橋出入口
首都高速1号上野線 上野出入口

まとめ

内容を、知れば知るほど魅力ある祭りでした。

陰祭の重要な神事である例大祭は、日本の繁栄と平和、氏子の無事安全を祈願するものです。

それから、神田明神は商売繁盛、学業成就、安産祈願、縁結びなどの御利益があり、常に参拝客で賑わう神社です!

是非、足を運んでみてはいかがでしょうか!!

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