世田谷ボロ市 2025 日程、ボロ市の魅力と歴史、交通規制や世田谷線臨時ダイヤ情報を紹介!

イベント

東京世田谷区で行われる「世田谷ボロ市」についてご紹介しようと思います。

400年以上の伝統があり毎年沢山の人が集まる蚤の市として人気を集めています。長い歴史を代々と引き継がれ、現代でも注目を集める理由や、祭礼の魅力、歴史、交通規制、アクセス情報をお伝えしていきます。

地元の人、観光客、海外からの旅行客にも人気を集めています。1日20万人の人出だそうです。出店者、お客さん共にこの世田谷ボロ市に出店することや、開催されることを誇りに思い、毎年楽しみにしているそうです。

その、魅力に迫っていきましょう♡

世田谷ボロ市とは

引用:https://www.city.setagaya.lg.jp

東京世田谷区上町駅付近にあるボロ市通りを中心におこなわれる蚤の市です。

毎年12月と1月に2日間にかけて、2回行われます。

世田谷ボロ市がどのような歴史があり、どうしてここまで人が集まるのか?

気になるところです。

古い物ばかり売られていて、買う人がいるのだろうか?と私は思ってしまいました。

しかし、この「世田谷ボロ市」は450年も続き、1日20万人以上の人達が集まります。

人が集まる理由があるはず!

歴史については後程述べますが、もともとは古着、古道具を販売していましたが、現在では骨董品や古本、食料品、生活雑貨、食器やまな板、着物、手作りのアクセサリーなど、古いものから、新しい物を取り入れた内容になっています。

海外からの旅行客、若い年齢層の方まで増えてきているそうです。

世田谷の歴史にも触れることができ、また全国各地から出店者が集まり、物産品にも触れることができるのも魅力です。出店者の方々は「世田谷ボロ市」に出店できることは、大変誇りとされています。

現代化した世田谷の土地と、その歴史、そして日本の良さを海外にむけて発信する場所としても大変貴重な催しですね★

そして、アンティークなものにも、その背景にはその時その時の時代や生活を感じさせられます。

貴重な価値があるものもあります。

今現代には作られないもの、一点物も多いです。要は掘り出し物市として、興味をもち「行ってみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。

また、大行列をなすほど人気なのが「代官餅」です!!この時にしか食べられません。※代官餅 詳細は後程紹介致します。

あと、名物の「ボロ市饅頭」や「甘酒」の販売もあります。甘酒のお店も大行列になるらしいので、早めに並んだほうがいいですよ!

日程

世田谷ボロ市
日程 2024年12月15日(日)、16日(月)

2025年1月15日(水)、16日(木) 9:00~20:00

住所 東京都世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」とその周辺
MAP
主催者 せたがやボロ市保存会
問い合わせ 世田谷総合支所 地域振興課 地域振興・防災

03-5432-2831

「世田谷ボロ市」歴史・由来

歴史

「世田谷ボロ市」は1578年の安土桃山時代、小田原城主の北条氏政(ほうじょう うじまさ)が開いた楽市が始まりです。

北条 氏政

引用:https://ja.wikipedia.org

室町時代に後北条氏が世田谷に新たに宿場(しゅくば)を設け、伝馬(てんま)の確保の為に宿場の繁栄を目的に楽市を開いたといいます。当初は、毎月1と6が付く日の月6回催され「六斎市」と言われていました。

※宿場(しゅくば)とは・・・街道の拠点となったところ。本陣、脇本陣、旅籠(はたご)などの宿泊施設、継ぎ送り(旅をする人の荷物を宿場から宿場へ受け継ぎ送ること)の業務を行う問屋が中心とされていました。

1590年に小田原征伐で没落し、楽市が急速に衰えてしまいましたが、その後農村の需要を満たす為に、農具や古道具を売る農具市として年末に行う歳市になったといわれています。

その後1月にも開催されるようになり、昭和の初めの最盛期には約2000店舗の露店が並んでいたそうです。

名前の由来

農家の作業着の繕いや、わらじに編み込むと丈夫になるとされていたボロ布が盛んに売買されていたことから、この名前がついたといわれています。

人気の理由と魅力

●700件の露店が並ぶ大規模な市。
●400年以上の歴史があり、東京都の無形文化財に指定されている。
●地域の伝統に加え、地域の方達の温かな人情に触れられる。
●全国から出店者が集まり、ふるさと物産展がある。
●この時にしか販売されない「代官餅」が食べられる。
「世田谷ボロ市」は400年以上続いており、長い歴史があります。他にも昔から続いている市は多いですが、400年以上の歴史がある市は大変珍しいとされています。
そして、700件と露店が並ぶ大規模な市。
出展者は30年以上出店しているお店から、新しいお店まであります。
なんと、30年以上続けているお店は80~90店あるそうです。
その中でも35店舗が、優良店として表彰されました。

代官餅

世田谷ボロ市で最も人気のある食べ物「代官餅(だいかんもち)」♡

目の前で、もち米から蒸し、つきたての餅に「あんこ・きなこ・からみ(大根おろし、ねぎ、鰹節、醤油で味付けたもの)」の3種類のトッピングがり、餅に絡めて食べます。

歯ごたえのあるモチモチした食感でとても美味しいと評判です!

食べた人からは、

  • あれだけの行列になる理由がわかる!
  • 1時間待った甲斐がある!

という感想があがっています。

むしろ、皆さんは1時間待つのは当たり前で、わかっていて「代官餅」を食べるのを目的で会場に足を運ぶ方も多いです。

1時間程並ぶのは当たり前と思って、お店に向かってください。

ちなみに、世田谷ボロ市の開催時間は9:00~20:00なのですが、早い方は7時半から並ぶ方もいるようです。そして、夕方には売り切れてしまいますので、ご注意を!!

1パック 650円 (あんこ、きなこ、からみ)

【販売場所】世田谷信用金庫」と「ローソン 世田谷一丁目店」の間にある通り

年に4回、ここでしか食べられない「代官餅」是非食べてみてください。

他にも、世田谷名物の「ボロ市まんじゅう」も販売しています。こちらも是非♡

駐車場

駐車場は用意されていません。電車、バスなどの交通機関を利用することをおすすめします。

中々、近隣の駐車場に駐車をするのは難しいと思います。自力でコインパーキングを探すしかありません。交通規制もありますので、確認の上、お探しになるのをおすすめします。

交通規制

交通規制時間帯  7:00~21:00

場所 ボロ市通りとその周辺

「ボロ市」リーフレット

引用:https://www.city.setagaya.lg.jp

アクセス

電車

《東急世田谷線》 世田谷駅・上町(かみまち)駅より徒歩3分

バス

《東急バス・小田急バス》 世田谷駅前・上町 停留所より徒歩1分

世田谷線臨時ダイヤ

世田谷ボロ市の開催にあたり、1月15日(月)と16日(火) 世田谷線が増発した臨時ダイヤで運行します。

1時間あたり、4分30秒間隔で運行されるそうです。

利用される方も多いので、混雑を回避するために、なるべくICチャージをおすすめします。

混雑するところでは、マナーを守り、ぶつかったり押し合ったりして怪我をしないように気を付けてくださいね。

その他・注意事項

代官行列が5年に一度開催されますが、前回行われたのは2022年。

今年は予定されておりません!!

注意事項

  • 毎年、子供さんの迷子が続出しているそうですので、目を離さないようにお気をつけください。
  • ペット同伴は控えてください。
  • 託児所はありません。
  • 物産展会場での飲食はしないでください。

皆さん人が集まるところなので、マナーを守ってお買い物を楽しんでくださいね♡

まとめ

いかがでしたか?

世田谷区は東京都23区の中で人口が第一位の約93万人!!

一日20万人の来場者数を誇る「世田谷ボロ市」の規模の大きさがわかると思います。

地元の人はもちろん、観光客、外国人旅行客も増えてきていて、一度来た人がまた人を連れて、この時に来てくれるということもあり、どんどん人気が高まってきています。

世田谷は、自然が多くて、交通アクセスも良好で、なんといっても人情が温かい♡

店主の方達も、毎年来てくれるお客様と会えるのを楽しみにしていますし、会場に行くお客さん達も、店主と会話をするのを楽しみに行くそうです。

会場は、賑やかで活気がある雰囲気と、楽しそうにお店の人と会話をするお客さん達の光景があります。

知っているけど、行ったことないなぁ~、気になってたけど・・・という方は、是非来年1月の開催日には行ってみてくださいね!!

寒いので、温かい装いでゆっくりと「世田谷ボロ市」を楽しんでください♡

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